2008年06月06日
【2008年06月06日】メダイ釣法持論
先日5/30にメダイ釣りに行った のでちょっとした釣り方のポイントを書いてみました~。
とは言ってもメダイ釣りは 葉山の五エム丸 しか行ったことはありませんし、年間に1回だけ行く程度。そんな大それたものではありませんがこれから行ってみようと思われている方、行ったけど周りは釣れて自分は釣れないとお悩みの方には多少の手助けになるかと思いますので興味のある方はどうぞ。

*** ロッド編 ***
以前はマダイ用の3mのかなり柔らかめの竿を使っていましたが、今年からダイワのリーディングX ゴウイン240Mを新調しました。と言っても基本的にワラサ用として買ったのですがワラサとメダイは全く同じタックルでOK。
大型が多く引きも強い魚ですが食い込みも重視しなければならない為、ムーチング系でありながら胴の張りがある6:4調子くらいの竿が一番良いと思います。
まあ、でも80号のビシに対応する柔らかめの竿であれば大丈夫。それほどこだわる必要はありません。
*** リール編 ***
こちらも今年からシマノ 電動丸3000ビーストマスターを新調しました。非常に巻き上げ力は強いリールです。以前使っていた電動丸1000Hやダイワのハイパータナコン400BDEでは大型のメダイを電動では上げられません。とにかく巻き上げ力の強いリールに越したことはありません。掛かった時は手巻きで良いじゃん?と言われそうですが電動である必要があるのです。詳しくはやり取り編にて。
*** 仕掛け編 ***
五エム丸での仕掛けに限ってですが、中大型の天秤に80号Lサイズのコマセビシ、3mm1mのクッションにハリス8号3m、ワラサ針12~14号あたり。食いの良い時は10号ハリスでも全く問題ありません。更にサバがいない時はチモトにグリーンの夜行玉3号を通します。これ結構ポイントです。
*** エサ編 ***
付けエサとして配られるのは大きめのサバタン。他に船宿で冷凍のムギイカが購入出来ます。コマセは基本アミコマセですが、船宿でオキアミブロックを購入出来るので出来るだけ3kgの大きい方を買いましょう。ワラサ・イナダと同様に、食いがポツポツの時はアミコマセとオキアミコマセとでは決定的な差が付いてしまいます。これは大きなポイントですよ~。また、事前に大きめのスルメイカを買って長めのイカタン(幅2cm長さ20cm以上)を持参すると良い思いが出来る可能性大!
さて、付けエサをチョン掛けにして実際に釣り始めるとサバエサだろうがイカエサだろうがまずサバが釣れてきます。この新鮮なサバが重要です。最初に配られる冷凍の塩サバよりも遙かに食いは良く、また皮が丈夫で針から外れません。よって釣れたらすぐに捌くも良し、一旦クーラーに入れて死後硬直してから捌くも良し(この方が捌きやすい)。この為には切れる包丁を持参しましょう。尚、捌く時は必ず板等の上でやって下さい。船に傷を付けてしまいますので・・・。
サバは3枚に下ろした後、身を削ぎ取って全体が5mm程度の均一の厚みになるようにし、更にそれを大きめの短冊にしていきます。小型のサバだったら片身を上下に2枚に切り分けるくらいで充分。とにかく小さい短冊では仕掛け落下中に全部サバに食われますので大きめに!この辺もポイントかな~。。
*** 釣り方編 ***
まずコマセについては3kgのブロックを買っていればオキアミの比率を多めに出来ますので、サニービシであれば上2/3程度、下は1.2開け程度から始め、4~5分経過後に上げた時にオキアミが僅かに残るくらいになるまで調整していきます。コマセを振ればすぐにアタるような時は出し気味でも良いのですが、ポツポツ食いの時はコマセが平均に出続けていなければイザという時に食わせられません。また、水深もあり、あまり手返し良くは出来ないので基本的にマダイに近い調整が良いと思います。
次に釣り方ですが、船長の指示するタナから1m程度ビシを落とし、2回ほどコマセを振りながらタナに合わせて置き竿で待ちます。途中指示ダナから2~3m落とし込む、そこから誘い上げる等の誘いも有効ですがマダイほど丁寧にやる必要はありません。ウネリが大きい時は手持ちにして仕掛けを安定させましょう。
さて、これで食ってくれれば良いのですがダメな時に私が色々試すことを3点ほど記述しておきます。
①付けエサを色々変えて試す。 サバタン、サバタンとイカタンの2本掛け、イカタンの2本掛け、ムギイカの1匹掛け・・・等々です。サバでは全くアタらない時もあります。
②仕掛け編にも記述した通り、サバが少なくなったら夜行玉を通す。
③空いている時に限って、ですがハリス長を4.5mくらいに延ばしてみる。食いが渋い時、ウネリで仕掛けが安定しない時には有効です。基本的に3mでもオマツリしやすい釣りなので混んでる時にやると船長に怒られますよ~。
*** やり取り編 ***
アタリがあっても早合わせは禁物。完全に竿が絞り込まれてから上げます。このメダイという魚、かなりバレやすいです。閂等の口元は比較的硬いのでそこに掛かれば良いのですが、口の中は上も下も骨が柔らかく、しかも引きが強いので針が外れてしまうんですね。なので基本的には手巻きで上げた方がバレにくいです。
しかしメダイのポイントは非常にサメも多いんです。手巻きでじっくりやってるとみんな取られちゃう時があります。そのような時は電動でかなり早巻きするしかありません。リール編で記述した強い巻き上げ力が必要な理由はコレなんです。針外れでバレたら諦めましょう。サメに食われるよりはいいと思いますよ~。
もしこの記事を読んだ方が参考にして頂け、それが釣果に結びつけば幸いです。お互い頑張って大型メダイをゲットしましょう!
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